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行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ

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満足のいく年収って?

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

3-1で決勝トーナメント進出。
こんな点差がつくとは正直想定外でしたね。うれしい想定外です。今日は金曜日。夜の酒場はこの話題で持ちきりでしょうか。

ところで、自分の今の給与(年収)は高いですか?そして満足してますか?
ここで、今の給与と比較してみて、「もし自分の年収がいくらあったら、満足のいく生活や不平不満のない生活がおくれるか」具体的な金額を想像してみてください。

おそらく今の給与(年収)の倍を頭に浮かべた方が多いのではないでしょうか?
300万円の人は600万円ぐらい。
500万円の人は1000万円ぐらい。
1000万円のひとは2000万円ぐらいです。

つまり、年収はいくらあっても満足を満たすことができないのです。
年収があがるにつれて、満足のいく希望年収も上がっていくのです。

中小企業と大企業の年収には明らかに大きな違いがあります。
大企業ではある一定の年齢や職位になれば1000万円プレーヤーになれます。
一方、中小企業の場合1000万円の年収を従業員に支払うのは大変です。ほぼ役員クラスといってもいいかもしれません。中小企業が年収にこだわりつつけても大企業のような魅力ある給与を払うことは現実的に無理があります。

学説に、「動機つけ=衛生理論」というものがありますが、職務に対して不平不満をもたらす要因(衛生要因)と満足をもたらす要因(動機つけの要因)の2つがあります。
どんなに不平不満をもたらす要因(衛生要因)を改善しても 従業員は満足を得ることができません。
たとえば、労働条件、作業環境、給与などです。(ただ、最低限の水準を維持するのは前提条件です。)
中小企業における離職の理由の多くはこの衛生要因が悪いためです。
一方で、従業員は満足をもたらす要因(動機づけ要因)を得られるとその会社や仕事が好きになっていきます。たとえば、達成感、責任、昇進などがそれにあたります。

不平不満の原因である衛星要因を改善し、そして、満足の得られる動機づけ要因を向上させることで従業員の会社離れを減らすことができます。

希望の年収には上限がつきません。ただ、衛生要因を改善することはできます。
そして、その上で如何に会社独自の動機づけを与えるかを工夫することが経営者の手腕にかかっています。




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