社外取締役の意義

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

な、なんと、気がついたら阪神タイガースが首位に・・・。
ブラゼルを見ていると、なんとなくバースを思い出してしまうのは私だけでしょうか？

ところで、今朝のニュースでは日本ヤフーとグーグルの提携の話が飛び込んできました。
世界の検索エンジンではグーグルが圧倒的シャアを持っています。ところが日本と中国に関しては状況が違います。
日本では、ヤフーが首位を維持しており、ある意味では大株主のソフトバンクが牽引してきたと言ってもいいかもしれません。
そんな中で、米ヤフーはＭＳとの提携をしたことにより業界の構図が巨人グーグルに対抗する一つの一大勢力ができました。そこで今度はグーグルが日本市場の攻略に対して、日本ヤフーとの提携という形で大きな一手をうってきたという感じです。
結果的にはグーグルが検索エンジンという意味で90％近くのシャアをとることになります。
ＧＵＩの業界ではＭＳもアップルの勢いにおされ気味です。
一方ITのハードウエア業界ではSaaSの波が押し寄せてきており、ハードウエアやサービスの在り方の変革が求められています。
そいう言う意味では、変革が一旦落ち着いていたIT業界も、再び大きな変革が起こり始めているような気がしますね。

ＩＴ業界を飛び出して気がついたことは、ＩＴ業界を見る視点が変わったことです。

どんな業界でもそうですが、業界内にいるとミクロの視点で物事を見てしまいます。
競合は？　スペックは？　新製品は？　変革に対する社内の都合は？

一方、違う業界の人や外部の人が見ると、マクロの視点で物事を見ることができます。
世の中の動きは？ユーザーの求めているものは？　もちろん社内の都合を知る由もありません。

社外取締役制が活性化しているのはやはりそこに意義があるのでしょうね。
ただ、大切なのは、名ばかり役員ではなく、本当に使える社外取締役かどうかですが・・・・。

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