SSブログ

行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ

                                                               <                                        

計算書類を知る!

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

朝はかなり寒いですね。そろそろ洋服も布団も冬仕様にしないといけないかもしれません。
まだ11月上旬だというのに・・・。

ところで、今日は、計算書類に関して少し触れてみたいと思います。
皆さんが、できることなら避けて通りたい部分かもしれません。
でも、大丈夫です。想像以上に簡単ですから・・・。

会社法435条で、計算書類の保存義務に関して触れている個所がありますが、「計算書類」って何を言うのでしょうか?
計算書類」とは、貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、株主資本等変動書、個別注記表をいいます。
会社運営には、計算書類の広告をする以外に、確定申告等で上記の計算書類の一部の提出が必要になりますが、特に「貸借対照表」や「損益計算書」という言葉はよく耳にするかと思います。
税理士さんにお任せという経営者も多いかとは思いますが、この資料はある意味で「経営者の心臓部」です。
この書類の意味する内容を読み取り、経営の基礎情報となり、毎年度の事業計画を立てることになります。
貸借対照表」とは、ある時点の企業の財政状態を表します。英語でバランスシートといい頭文字をとってB/Sと言います。
企業の資産、負債、純資産の部で成り立っており、この資料をみることで企業の基礎情報が読み取ることができます。
つまり、この資料から、この会社の資本金はいくらなのか?借金はいくらあるのか?どれだけの現金をもっているのか?ということなどが分かります。
一方、「損益計算書」は、一定期間における企業の経営成績を表します。英語でProfit(利益)とLoss(損失)を意味することからP/Lと呼ばれています。
この資料から、今年度の売り上げはいくらだったのか?どれだけ販売費がかかったのか?本業以外でどれだけ儲かったのか?ということなどが分かります。

たとえば、金融機関からお金を借りる時などに、この会社の経営や成長はどうなのか?株の価値はどうなのか?成長性があるのか?などすべてこれらの資料を参考に経営分析を行うのです。

つまり、経営者が「計算書類をよく知らない!」という訳にはいかないのです
もちろん、計算書類を作成できる必要はありません。作成できる人に頼べばいいだけですから・・・・。
ただ、会社を経営するということは、このようなものを使って、会社を軌道に乗せて行くかじ取りをするんだということを今のうちから起業家は認識しておく必要があるのです。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

  行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ