目的と手段の混同

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

今日の東京は雨模様。傘が必要とのことです。
最近は晴天が続いていましたので、湿りが必要なことは確かです。（でも雨は嫌いですが・・・・）

異業種交流会や自己啓発セミナー、資格取得など趣味になっている人が多いですね。
悪いことではありません。
ただ、目的と手段は明確に違います。

本来異業種交流会は、異業種の人と会い、交流を深め、ビジネスを拡大していくためにヒントや人脈を作ることです。自己啓発セミナーは、モチベーションをあげるために自分自身に喝を入れるためのきっかけをもらうためのものです。そして資格取得は、ある仕事をやるために必要だから取得するものです。
そう考えると　何回も繰り返すものではないのです。でもそればかり繰り返している人が多いです。

手段を用いて本来の目的を達成することは大変なことです。
出会った人脈を用いて　本来のビジネスに直接つなげること。
自分自身に喝をいれて、実際に行動に移すこと。
得られた資格をもとに実際にその仕事をすること。

一方、人と会うこと、活を入れてもらうこと、手段を取得することは、実はとても「楽」なことです。楽だから「「癖」」になります。一種の「中毒」です。そして、その癖は慢性化して、手段そのものがいつのの間にか目的と化してしまいます。楽なことだから繰り返してしまうのです。
ただ時間とお金を浪費しているだけだということに気がつかないまま・・・・。

タグ：異業種交流会 自己啓発セミナー 資格取得