決断のスピード

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

「タイガーマスク運動」が盛んですね。ストーブよりもこころが暖まります。
タイガーマスクと言えば、私が子供のころ見ていたＴＶの中でも最も多く関心をもって見ていた番組の一つです。あしたのジョーや巨人の星。いわゆるスポ根アニメ全盛期です。
いまでは、スポ根アニメはほとんどＴＶでは見かけません。我々の世代の人たちからすると少しさびしい気がします。

ところで、今日は　「決断のスピード」に関して触れてみたいとおもいます。

決断には、大きな決断と小さな決断とがあります。
大きな決断には、時間がかかることはやむを得ないと思いますが、小さな決断でも時間がかかってしまう人がいます。たとえば、こんなケースに心当たりはありませんか？

忘年会や新年会。会社では１０人を超えるような本部などの大人数で行われる飲み会のケース。
特にお酒の苦手な女性やあまり懇親会などが好きでない人にとっては嫌なものです。

たとえば、参加の確認メールが届いたとします。

「参加したくないなぁ」とか、「知らない人が大勢来るのなら知っている人が来ないとやだなぁ」
あるいは、
知っている人に「あなた参加する？あなたが参加するなら一緒に参加しようよ」
さらには、
「みんながいくなら行こうかな。参加状況をみてから参加を決めよう」

実は幹事をするとよくわかるのですが、こんな人がたくさんいます。教壇に立つ先生は、生徒がよく見えるのと同じように、幹事には参加者が迷われている状況がよくわかるのです。

次第に、回答期限を忘れて、再度参加確認のメールが来たりもします。
（蛇足ですが、このような人たちは　幹事泣かせの人たちです。幹事は、あたなが参加するないかよりも参加票を集計して店の予約をしたいだけなので、実はあなたが不参加でもなにも気にしていないのです。）

このような決断の遅い人は、
断ると嫌われるのではないか？
現地に行って知っている人がいなかったらどうしようか？
と考える人たちです。
小さな決断の遅い人は、すべてにおいて決断の遅い習慣が身についてしまいます。
つまり、ここぞというときにもチャンスを逃してしまうのです。
決断のスピードは訓練で変えられます。
決断のスピードを意識しましょう。

小さな決断の場合は、スピード決断しても、あとで修正が出来るのですから・・。・
「前回断った飲み会、都合がついたから今から申し込んでも参加できますか？」といえば、ほぼ参加できます。
しかも、かえって喜ばれたりもします。

回答が遅いという人はいつも回答が遅いというのが、幹事にはよく見えてしまっています。
それが、あの人はいつもレスポンスが早いというレッテルを張ってもらえるのです。

タグ：スピード 決断

コメント 1

慎重であることと優柔不断であることは違いますね。
常に最適な判断ができるよう、普段の準備が欠かせないと思っています。
ありがとうございました。
by 菅野郁夫 (2011-01-12 09:54)