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行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ

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意外に知らないGDPの定義

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

中国にまた偽ガンダムが登場したそうです。
GDPが世界第2位の大国とは思えないですね。

ところで、会話の中で知っているようで、意外に詳しく知らない言葉というものがあります。
たとえば、GDPです。
GDPは国内総生産であるというところまではわかるのですが、国内総生産って何?って聞かれると、言葉につまってしまいます。
なんとなく字面から推測はできますが、明確な定義は説明できません。

国内総生産とは、ある国において一定期間内に新たに生み出された財、サービスの付加価値の総額をいいます。

ここでいう付加価値とは、企業などが生産活動によってつくりだす生産物に新たに付け加えた価値です。
ポイントは、新たに生み出されたという点です。

つまり、
中古品の販売によって得た所得はGDPには計上されません。
株式や土地などの資産の売却によって得た利益はGDPには計上されません。

また、GNP(国民総生産)と区別する上で、国内、国民の使い分けを理解しておく必要もあります。

たとえば、日本人がアメリカの企業に貸し付けをして得た利息は、日本国内の経済活動により生み出されたものではないからGDPには含まれませんが、日本国民に帰属するものであるからGNPには含まれます。
一方、外国人が日本で車の販売のより所得を得たとしたら、GDPには計上されますが、GNPには計上されません。

こんな細かいことまでは知らなくてもいいかと思いますが、国に着目するか、国民に着目するのかの違いですね。現在は、国に着目するGDPが主指標になっているようです。
マメ知識としてもっていると面白いかも知れませんね。
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