行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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電子化の良し悪し
東京では、寒い日が続いています。
しかも雨が降らないのでかなり乾燥しているようです。
インフルエンザには十分注意しましょう。
ところで、われわれの業界でも電子申請というものが徐々に浸透してきました。
たとえば、定款の電子申請。会社を作る上で必要な定款の認証を電子署名で行うというもの。
これは運用上のメリットといううよりも、コスト上のメリットが大きいです。
なぜなら、印紙を貼らなくていいので4万円も安くなるからです。
他には、社会保険や雇用保険の資格取得や喪失。
こちらは、コスト上のメリットはありませんが、運用上のメリットです、
つまり、日本年金機構に足を運ばなくても電子で申請で取得・喪失ができるからです。
もちろん、交通費が節約できるというコストメリットもあります。
一方で、電子申請が行われたにも関わらず、取りやめになった制度もあります。
たとえば、宅建業の免許取得です。
利用者が少ないということだそうです。
あまり複雑なものは、かえって逆効果になるのでしょうね。
事務所写真や図面などの添付書類があまりにも多いので、電子申請の方が面倒なのは確かです。
そして、プライベートや趣味の世界でも「電子書籍」が注目を浴びていますが、今後の動向が注目です。
賛否両論があります。
本は、紙の匂い、触りごこち、厚みなどがいいという人もいれば、電子書籍がいいという人もいます。
私は前者ですが、時代はどちらに傾いていくのでしょうか。
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