拠点が複数ある会社の手続き

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

朝の通勤電車で読む東野圭吾が習慣化している今日この頃です。
ついつい、引き込まれてしまうのです。

さて、今日は、3月納品の就業規則の校正。
そして、夜は　起業セミナー。
事務所内で資料づくりの1日になりそうです。

さて、本題ですが、拠点を多くもつＦＣ企業の手続きは意外に大変なのです。
それは、労災保険の保険関係成立関連です。
本来、労災保険、雇用保険、社会保険は、事業所単位で　管轄の労基署やハローワークや年金事務所に届出をします。
ただ、本社で人事管理を一括管理する場合は、本社でまとめてその所轄で手続きをすることがほとんどです。
社会保険や雇用保険は、それでもいのですが、労災保険は、そうもいきません。
業務上の事故が、その拠点で起きた場合には、そこが事業所だということをあらかじめ労基署に認識させておかなければいけないからです。
つまり、労災事故は、場所が問題になるからです。
つまり、一度は　その拠点の労基署で保険関係の成立の手続きをしてから、本社で一括するという手続きをもう一度しなければいけないのです。
労災事故の場合は、本社ではなく、その拠点の労基署が管轄になるからです。

そういう意味で、ＦＣや飲食業、介護事業などで店舗が多い会社は、経営者の手続きは落とし穴がいっぱいあるんですよ。
これは、素人で無理でしょうね。
と、我々も感じてしまいます。
もっと簡略化できないものでしょうかね・・・・。

大事な手続きです。
ＦＣ，飲食業、介護事業なんど、拠点がまたがる事業の方は、一度　ご相談ください。

今日も１日　元気にがんばりましょう。

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