サービス業で起業する方へ贈る言葉

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

昨日、起業を夢見る方と面談をしました。
いつもながら、予想通りの質問をいただきましたが、ふと、最近自分の回答が変わってきたなぁと思うことがあります。

「起業で一番大事なことは何ですか？」

一番起業するにあたり知りたいことだと思います。
必ず、なぜか最後に聞かれます。

昔は、事業計画や家族の同意、あるいは、熱意　等々だと答えていたような気がしました。
でも最近思うのは、やっぱり

「お金」
なんです。
別にいやらしい意味で言っているわけではありません。

通常すぐに事業が立ち上がることは稀です。
それまでの生活資金は最低限必要です。
でもそれだけではダメなんです。
つまり、じっくり事業を考えることのできる心の支えになる余剰資金なんです。
お金が減ると、余儀なく事業計画を見直さないといけなくなります。
つまり、宣伝広告費等の投資資金を削らないといけなくなるからです。
でも、今にして思えば、ここが、事業成長の分岐点なんです。
そこを耐えられるかどうか？
つまり心のよりどころになる余剰資金があるかないかで判断が変わるからです。

この判断はお金があるかないかで１８０度違う決断になります。
経営学的に言うと、死の谷とかダーウインの海とかいろいろ呼び方はありますが、呼び方はどうでもよくて、大事なことは、この決断をしなければいけないときに、お金があるかないかが重要ポイントになるということです。
これは製造業や研究開発事業にだけではありません。
規模は小さくてもサービス業も当然のことながらあるんです。
お金がかからないのがサービス業起業だと思っている人が多い。

でも、これが本音。

こんな本音は本では書けない。
会ってお会いした時に本音がポロリ出てしまう。

次回のセミナーでは、時間があれば少し触れてみようかな。。。
本音トーク。

是非　心にとめておいてください。

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