行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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営業に配属されて悩むことはない!
もうすぐ5月。
世間では「5月病」という言葉があります。
これは、GWを超えると、新入社員は疲れがどっと出て、会社に行きたくなくなる心の病。
その多くが 学生時代と社会人生活とのギャップや自分の希望職種とのギャップから生まれてくる。
そこで、私の二十数年前を思い起こしてみると・・・。
外資系のコンピューターメーカーに就職。
何となく、システムエンジニアに憧れて。。。。
でも、この「何となく」というのは、学生では当然なんですよね。
社会人経験が無いから、「仕事って何するの?」的な人が大半なんです。
で、いざ就職面接で、職種希望をいうと、無残にも「営業配属」
こたえましたね。
「営業」っていう響きに。
「大学を出て、営業かよ」って声が親族から聞こえてくる感じがして・・・。
でも、当時は、世間的にも、個人的にも 営業って響きに抵抗がありましたしね。
当然、自分の親も・・・。
個人的な営業のイメージって、営業=新聞配達の売り込みだったんです(極端すぎるか・・・・)
そうそう、5月ごろは丁度悩んでいた時期でした。
で、なんだかんだいって、工学部の機械工学科出身の自分が18年間、営業やってたんです(笑)
ひとことで言うと、営業って難しいけど楽しい。
難しいって何が難しいのか?
新卒者にすると、「単にものを売るだけじゃない?」て思うかもしれない。
でも、会社の組織、経営、業界知識、もちろん製品知識、さらには、接待用のお店の知識など、すべてが必要なんです。
そして、さらには、人間力。
いわゆるコミュニケーション力です。
そして、信用力。
つまり、学問以外の知識をフル動員しないと、ものやサービスは売れないんです。
しかもその自分の知識が、「会社の顔」になるんです。
これは、すごい職種なんだなあって、10年以上してから気がついた。
誰にでも出来ることではないだと。
最近、中小企業の社長さんとよく話すことは、「いい営業さん、どこかにいない?」って。
そうなんです。
「できる営業マン」って自分が考えている以上に、周りにはいないんですよね。
自分視点では、営業って能力や技術がない仕事ってイメージかもしてれませんが、とんでもないんです。
新卒で営業に配属されて悩んでいる人に一言。
君は、選ばれたんですよ。
会社側に、君は営業マンの才能があるということで・・・。
自信をもってくださいね。
凄いことだということに・・。
そして、営業職を楽しんでください。
きっと人として成長するはずです。
ではまた。
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