行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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先読みの生き方
この時期は会社を辞める人や転職する人、意外に多いんです。
もちろん起業する人もたくさんいます。
そんな特にふと思うことがあります。
常に一歩先を見ているか?
ということです。
例えば、われわれの仕事はお客様の手続きを代行することが多い。
お客様から作成した書類に捺印をいただき、我々士業の代理印を押して、提出代行をする。
そんな時に、新人や慣れない士業は何度も印鑑をもらいにお客様のところに足を運ぶ。
別にミスをしているわけではありません。
では、なぜか?
それは、次に必要になるアクションを想定できずに、その時その時で処理しているからなのです。
プロは、一連の流れの中で、一回り先を読んで、捺印をもらっておくのです。
たとえば、助成金の申請。
キャリアアップ助成金なんかは、国からもらえる助成金と上乗せで東京都からもらえる助成金があります。
国の申請が済んだら、東京都の申請ができます。
この手順を一連の流れと考えれば、必要な書類や捺印も一度で済ませることができます。
それができずに、国の申請、東京都の申請というように個別に考えると、都度 書類の準備や捺印の依頼をしなければいけません。
わかりにくい例えかもしれませんが、繋がりのないような作業でも、実は繋がりのある処理にかえることができるのです。
つまり一歩先を読んでいるか?ということなんです。
話をもとに戻すと、転職も起業も同じ。
会社に肩を叩かれてから考えていては遅いんです。
会社の業績が悪くなってからでは遅いんです。
業界の動き、会社の動き等を先読みして、先に動く。
つまり、受動的か能動的かで、これからの人生の行動が変わってくるのです。
一歩先を読んでいるか?
肝に銘じておきましょう。
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