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行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ

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重症患者数と併せて自殺者数も議論すべき

12月の忘年会の予定がだいぶ入ってきた。
こんなことを書くと不謹慎のように思われる人もいるかと思いますが、私のような仕事をしていると経営者の方との忘年会がほとんどです。

経営者のほとんどの方々は、経済優先です。
当たり前といえば当たり前ですが・・・。
その判断は、やはり感染の有無による視点だけでなく、経営視点が中心です。

この時期 私のクライアントの社員さんでも鬱病で傷病手当金を申請する件数が明らかに増えている。
コロナの自粛のせいかどうかはわかりませんが、明らかに多い。

そんな時 ある記事(コラム)をみた。

警察庁の調べによると、10月の自殺者数は2153人で、前年同月に比べ約4割も増えたという。
ちなみに、同じ10月、新型コロナによる死者は191人である。
つまり、ウイルスで命を奪われた人の10倍以上もの人が自ら命を絶っている。

もちろん、自殺の動機は人それぞれだが、リーマンショック後に自殺者数が増えたように、失業率と自殺には相関関係があることが分かっている。
厚労省によれば、新型コロナで職を失った人は今年5月に1万人を突破し、その後も増え続け、11月6日までに見込みも含めて、7万242人になるという。
これだけ失業者が出れば、自殺者数が増えても不思議ではない。

GO TOキャンペーンもいろいろ問題視されているようだけど、この自粛や休業要請による自殺関連については、だれもコメントしない。
失業の増加、雇用の不安、倒産・・・・。
孤独、コミュニケーションなし、会話なし、人生の不安・・・。
まさに鬱病の原因です。

コロナによる重症患者数も大事だけど、この経済・雇用状況、自殺者数のデータと照らし合わせてどうなのか?というまともなコメンテーターがいてもいいようだが・・・。
感染者数とか重症患者数とかの一方的な視点だけの議論は アンフェアだと思う。

これからますます経済がひっ迫してくる。
忘年会、年末年始は、飲食業、観光業、イベント業、・・・・。

年間の売り上げの大半を占めている。

企業経営者並びに失業者の悲鳴が聞こえてくる。

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