行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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折り合い
衆議院と参議院とで折り合いがつかない場合、両院協議会というのがあるが、最近では昨日行われた。例の定額給付金を盛り込むかどうかで・・・。
衆議院と参議院と意見がわれたためだ。お互い一歩も引かない。意見がまとまらないと最後には衆議院の意見になる。まとまらないと、折り合いをつけることなく、必然的に憲法や法律に従うことになる。
また、品川の駅前の老舗ホテルが経営破たんのためにつぶれた。ただ、労働者は愛着があり、私用でレストランを自主営業していた。しかし、とうとう強制執行により立ち退きを余儀なくされた。もちろん債権者がある訳だからやむを得ないが、自主営業者の意見とまったく合わない。破たん経営者は労働者の意見など聞こうともしない。労働者は、労働者で単なる感情論だけでしか意見を言わない。つまり折り合いがつかず、強制執行となり法律に従うことになる。
法律というのは 便利なものであるが、怖いものである。個性は問われず、多数派が勝つことになる。
折り合いをつけようとする努力は、どちらにも必要になる。一方側だけが妥協すると長く続かない。
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