行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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JALはいかに・・・。
JALの再建が注目を浴びています。
一昔前は、JALといえば、大学生の就職希望ランキングの上位にいた常連の人気企業でした。世界を飛び回る夢のある華やかな企業というイメージが強い。そしてスチュワーデス人気の全盛の時代。
そんなJALが窮地に立たされています。
JALの特徴は、労働組合が企業内にいくつも存在すること。他企業に比べて労働者側の地位が高いといえる。
こんな状況で企業が窮地に立たされているのを見ると、あのGMに似たところがある。
いわゆる労働者の強い企業に見られる贅沢な企業年金制度。これが、自らの企業の財政を圧迫する。
つまり、自分で自分の首をしめる結果に陥る。JALの企業年金制度もANAに比べるとかなり突出しているらしい。表面に出てこないこの企業年金制度が今後老舗企業の経営を圧迫してくる事態が増えてきそうだ。
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