行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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難しい決断
日航の再建問題がもめてます。
1国民目線で考えると、
「民間企業の再建になぜ税金を使うんだ?
しかも年金で数十万ももらっている人がいるために、企業の資金を圧迫していいるというじゃないですか?
とんでもない話だ。そんな会社に税金を使うのは許せない」
2政府としての視線で考えると、
「経営が悪かったのは日航の問題。最大限再建計画を出し国民の納得のいく誠意を見せる必要がある。
ただ、日本の中心的航空会社であるために潰すわけにはいかない。そのためにはいまとなっては税金で資金援助するしかない。」
3日航OBとししての視線で考えると
「企業年金は給料の後払い。高いか安いかは関係ない。企業との契約でもらっているので、それをいまさら減額するのは契約違反だ。しかも政府が関与するのはおかしい。財産権の侵害だ。」
どの立場にたって物事を見ても正しい。
おとしどころがない。
唯一あるとすれば、国営管轄にして国民に納得してもらうしかない。
それでも1,2は解決できても3は解決できない。
3の解決は無理でしょう。
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