行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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初心忘るべからず!
今日から3月ですね。
「雪の明日は裸で洗濯」という言葉がありますが、今日はぽかぽか陽気です。
3月のスタートにはもってこいです。
さて、AIJの年金問題が、毎日のように新聞紙上を騒がせています。
ところでいま焦点になっている企業年金って何なんでしょうか?
いわゆる国がやっている公的年金には、国民年金と厚生年金とがあります。
つまり、サラリーマンが加入する場合は、国民年金を基礎年金とよび、厚生年金に加入することで基礎年金部分も加入していることになっています。
そういう意味で、国民年金(基礎年金)を1階、厚生年金を2階と言っています。
そこで今話題の企業年金とは、3階部分意味しており、企業が独自に福利厚生の一環とし企業年金制度に設けていること言うことです。
もちろん企業年金制度がない会社はたくさんあります。
そして、企業年金制度には、厚生年金基金、確定給付型、確定拠出型のようにさまさまなものがあります。
できるだけリターンを多くしたいということで、運用会社が分散投資して利回りを良くすべく運用をしているのですが、今回この投資があまりにもハイリスクハイリターンをしすぎて、赤字になっているのを隠していたということです。
オリンパスの問題や今回の投資顧問会社の問題など、不正報告等はいずれ化けの皮がはがれ、雪だるま式に負債が増えてしまいます。
人間の欲というのもが、会社の成長とととに自分自身をむしばんでしまうということなのでしょう。
くれぐれも「初心忘るべからず」ですね。
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