売り言葉に買い言葉

東国原知事の発言が波紋を呼んでます。
賛否両論ですね。
「地方を土台にして最後は国に出るのか？」
「熱意が伝わった」
などなどさまざま。
本人はいたって真面目ということは理解できましたが、うまくメディアを利用している芸人魂はいまだ健在です。
このあたりは、小泉総理のマスコミ利用方法に通じるものがあります。
自民党が要求をのむとは思えませんが・・・・・。

ただ、知事も一つだけ注意しないといけないことがあります。
「宮崎のために国に行くんだ。」という発言は要注意です。

憲法43条1項
「両議員は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」
つまり、国会議員は、一部の地域や階級、社会的勢力の利益を代表するのではな、く全国民のために活動しなければならない。
と解されています。

つまり、現状の国会議員で地方出身の人は地方のために・・・・、という風潮がありますが、これを公式に言うのは本来は憲法に抵触します。
（田中角栄＝新潟県のイメージが若手議員や国民の意識をおかしくさせたような気がします）
なんかそれが当たり前のような状況になっているのが本来はおかしいのですが・・・・・。


博識をもって国政に参加するのであれば、このあたりの発言に注意して参戦すべし。







たまには真面目な話を少し・・・。

タグ：東国原知事 自民党 小泉総理 宮崎