止まらない巨人グーグルの勢い

グーグルは、中国でのインターネット検閲などののサイバー攻撃が相次いでいることを理由に、中国での事業および中国語版サイトの閉鎖を検討していることを明らかにしました。
かなり衝撃的なニュースです。
グーグロといえば、今ではＩＴ業界のなかでは最も注目されている企業です。
これまでマイクとソフトやＩＢＭがＩＴ業界をけん引してきましたが、これからはグーグルといっても過言ではないくらい勢いのある会社です。日本ではヤフーというイメージですが、米国では70%近くは、もはやグーグルです。しかもグーグルは今では検索ソフトのみの会社ではないです。ハードウエアやソフトウエア会社も脅威をいただいている会社になっています。（詳細は割愛しますが・・・）
そんなグーグルが中国という国に対して抗議をしたということが衝撃的なのです。
グーグル自身も中国という巨大マーケットに対して、ビジネス優先かモラル重視かという葛藤はあったかと思いますが、いまのグーグルだからこそ逆に中国政府にはこたえる相手なのかもしれません。
逆に中国には、ＩＴ経済の発展という視点ではグーグルという世界企業なしには語れない状況とまで言えるかもしれません。そんな中、経済的資本主義である中国も言論の自由や人権問題ではいまだ社会主義的色をのこしている状況で、今回の問題は今後の中国の動きや考え方が問われる問題として関心が集まっていまるといえるのでしょう。
私自身ＩＴ業界から離れてしまっているので最新のＩＴの業界動向にはうとくなってしまいましたが、今回の件で、グーグルの業界での動きやポジショニングをもう一度興味深く調べてみたいという気にさせられました。

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