製造業の国日本

iPadが発表されました。これでまた電子書籍の分野では、アマゾンやソニーなどの先陣企業との激しい争いが始まります。グーグル、アップル、アマゾンのようなニッチ分野で力をつけてきた企業が、またあらたなニッチ分野で競合することになります。一方、ＩＢＭ、ＨＰ，オラクルなどの巨大企業は巨大総合分野で争っています。徐々にではありますがＩＴ分野も淘汰されつつるのでしょうか。悲しいことに、このなかに日本の世界に名を轟かせるようなベンチャー企業名が出てきていません（もちろん他のニッチ分野では多数ありますが・・。）
老舗企業のソニー、松下、日立、キヤノン、トヨタ、など世界に通用する有名企業は多数あるのに、近年のベンチャー企業が特に育っていないということなのでしょうか？
けして知識レベルが世界レベルに劣っているとは思えません。あんなに世界規模の製造業が多数創出してきたのに・・・。
金融機関のベンチャー融資、ベンチャーキャピタル、政府助成金、大学＋ベンチャー共同研究などが世界レベルから遅れをとっているツケが出始めているのかもしれません。
そしてみな優秀な研究者が、海外に行ってしまう現実があります。

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