本末転倒なルール

いろいろなノートが話題を呼んでいるそうです。
たとえば、
ノートの左端穴があいているノート。
パレットのように指を入れて、立ちながらでも安定してノートがとれるようにだそうです。
横書きで下に余白を設けたノート。
黒板をまる写しできるようになっており、下には注意点やポイントを記入できるようになっているそうです。
左側と下側に余白があるノート。
左側にポイント、下側にまとめをかけるようになっているビジネス用のノートだそうです。
どれも、なるほど・・・。と感心してしまいます。

そして、書き方、まとめ方に関してもいろいろな本が出ています。
有名なものとしてはマインドマップ式。
脳の考え方や思考回路に合わせたまとめ方です。
わたしも読書の感想をまとめる時や複雑で混乱しそうなときに整理するツールとして採用することが多々あります。

基本的には自分が一番いい方法を採用すればいいわけで、間違ってもその方式にとらわれて、ノートの内容よりも方式に意識がいきすぎないようにすることが肝心です。
とくにマインドマップは一つの手段であって、本来の目的を忘れて、色分けすることに時間をかけすぎている人がいます。けして色をつけてきれいにまとめるのが目的ではありません。理解するために整理するのが目的なので、本来書き方をルール化すること自身が本末転倒なのです。

タグ：マインドマップ ノート 本末転倒