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行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ

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人事評価

中小企業をはじめ多くの企業では、人事評価の制度に頭を悩ませています。他人を評価することは非常に難しいことです。特別の要素に幻惑されてしまうケースや全体の印象で部分的な特性まで評価してしまうこともあります。これを人事考課の際の言葉として「ハロー効果」と呼んでいます。
一方、自己申告制度というものもあります。これは、自己申告をさせることで上記のハロー効果を極力減らし、さらには自分を見つめなおすという目的で実施されています。
ただ、企業で実施されている自己申告は、本質的には上司の部下に対する評価逃げにすぎません。

日本人の特性として評価項目が5段階あるとすると、たいていは真ん中に落ち着いてしまいます。ちなみにこれを「中心化傾向」といいます。
そこで、いっそのこと4段階にしたらどうでしょうか?
かなり真剣に評価を考えることになると思われます。
上位2つと下位2つに明確に分かれますから。
つまり真ん中がありません。本来の人事評価を真剣に評価するためには、このくらいの思い切りが必要なのではないでしょうか。

理想的な評価制度と賃金体系とは・・・。

とても難しい課題ではありますが、
社長か人事部長が廊下で従業員の給与明細を落として、従業員の誰かに拾われた時。
従業員の誰がみても納得すれば、その会社の人事考課はうまくいっている会社だと思います。


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