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行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ

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IT用語の罠

IT業界ではASPという言葉をよく使います。Application Service Providerの略でインターネット経由でアプリケーション機能を提供するサービス形態のことです。自社でIT資産を持たずにサービスとして提供を受けてサービス料金を払うというものです。
一方1年から2年ぐらいの間にSaaSという言葉が流行しています。Software as a Serviceの略で、内容は同じ。そいう意味では、業界では区別なく使用しておりますが、実は厳密には違います。
違いますと断言するのはおかしいですが、経済産業省では定義を区別しているようです。
データ管理方法の違いで分けているとか・・・。
ASPはシングルテナント方式で、利用する企業ごとに個別にシステムを用意するという形態。つまり、利用者側が自社のカスタマイズ性を強く要求するあまり、個別システムになってしまったというものです。
一方SaaSは、そのあり方では低価格化のメリットが享受できないために、マルチテナント性を推し進めて、1つにシステムに複数の利用者を共有管理するホスティングの究極性を打ち出しています。
新設会社や中小企業には比較的受け入れやすいとは思いますが、日本の老舗の大企業には、なかなか個別性を汎用性にかえていくという文化は厳しいかも知れませんね。

IT業界の特徴は、数年立つと、採用している技術は同じでも、考え方を進化させて、名前を変えてあたらしいコンセプトが打ち出されてきます。

クラウドコンピューティング。

クラウド=雲

インターネットを表現するのに、今まで絵に書いていたら雲のように書いていたから、そう呼んでいるだけです。
それに前述のサービスを組み合わせただけ。

と簡単に考えれば、ITアレルギーの人は、気が楽になりますよ。






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