マーケティングの面白さ

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

今週は晴天が続きぞうです。ようやく　時期相応の天気になったというのでしょうか。

ところで皆さんはマーケティングというと何を想像しますか？
一般的なイメージとしては、宣伝広告や販売キャンペーンといったものが多いのではないでしょうか？
定義はいろいろありますが、一番わかりやすく言うと「売れる仕組み作り」です。
小売店でいえば魅力ある商品の配置場所や高さ、近くに置くべきものなど、いろいろな販売の工夫がされています。つまり、できるだけお客さんに店内をながく歩いてもらい、いろいろなものを見てもらい、そして購入してもらうのが目的です。

以前、セブンイレブンでは「セブン-イレブンフェア」というものをやっていました。（今もあるのかな？）
７００円のお買いあげごとにクジが引けて、その場でドリンクやデザート、雑貨など、お店で販売している人気商品やセブン-イレブン・オリジナル・アルミボトルが当たるというものです。
ところでなんで700円なのでしょうか？セブン（７）イレブンだからでしょうか？

実は、セブンイレブンでのお客１人の平均消費金額が695円だからです。
あと5円追加購入すれば「くじ」が引けるという追加購買誘導の仕掛けです。
たかが5円？　　いえ、されど5円です。
セブン-イレブンは日本全国で1万店以上、一日の平均来店者数は約1000人。つまり、１日に全国で1千万人ものお客様が来店することになります。たった一人の5円が全国規模で考えると1日5千万円にもなります。

まさにこれがマーケティングでいう売れる仕組みづくりですね。

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