行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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ゲーム理論
夜暑いあまりに窓を開けたままウトウト・・・。 気がつくと深夜3時半。 体が冷えていました。
皆さんもこの時期は気をつけましょう。
ところで、今日は経済学にまつわる「ゲーム理論」に関してご紹介したいと思います。
「海沿に2店のアイスクリーム屋さんがあります。それそれの店は最適な立地を探して、直線上の希望する場所に店を構えることができます。ここで、競争相手より右のほうに立地した店は、その店から右の客をすべて獲得できるとします。同様に左のほうに立地した店は、その店から左の客をすべて獲得できるとします。2つの店の間の客については、その中間点より自店に近い客を獲得できるとします。また、海水浴客は海辺に均等にいるとし想定します。
そうるるとそれぞれの店は最終的にどのようなところに店を構えることになるのでしょうか?」
結論は
お互いが最大利益をあげるために競い合うと、真ん中で2店並んで隣り合わせに立地することになります。
客からすれば非常に非効率的な立地ですよね。でも実際そうなってしまいます。実はこのモデルは、政治における2大政党制の選挙活動の分析にも使われ、2つの店が政党に例えられたりします。
冷静にかんがえれば、簡単に思えますが、当事者にはけっして気がつかないものですね。
企業経営においても、経営者本人や内部の当事者には気がつかないことがたくさんあります。
常に第三者の意見を聞く習慣をつけると、自分の置かれている立場や現状、今後の動向というのが不思議と見えてくるものです。
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