自社に経営理念がありますか？

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

今朝はあいにく昨晩から降り続いている雨です。雨というのはもちろん必要なものなのですが、なぜか気分がブルーになりますね。そんな時こそ気持ちを切り替えて、今日も一日元気に頑張りましょう！！

ところで皆さまの会社には「経営理念」がありますか？　あるいは会社の「経営理念」をご存じですか？　中小企業の経営者の方達の中には、頭の中にはあるつもりでも文字にして公にしていない方達も多数います。

「経営理念」とは、社会における自社の存在意義や果たすべきミッションを普遍的な形で表した基本的な価値観の表明です。そして「経営戦略」はその経営理念を実現するために、必要となる手段です。
ですので、経営戦略は多少なりとも具体性が感じられますが、経営理念は、どちらかというと経営者の「思い」に近いようなものです。そして、経営理念が組織構成員に浸透されると「組織文化」になっていきます。

一例をあげると、
パナソニックの経営理念は、あの松下幸之助ｋさんの有名な「水道哲学」といわれているものです。
「廉価で品質のよい製品を水道水のように提供する」
外食産業で有名なワタミは、
「地球上で一番たくさんの“ありがとう”を集めるグループになろう」　　です。


起業する際には、経営戦略を考えることはとても重要なことですが、経営理念があるということは、経営上大きな判断をしなければならない際には、とても重要な手助けになります。会社を始めた時の初心を思い出させてくれるからです。
「そもそも自分は何のためにこの会社を始めたのか？」
また、従業員に一体感が生まれます。
「この会社はそもそもどんな方向に進んでいるか？」
そんな不安を取り除いてくれます。
繰り返しになりますが、経営理念と経営戦略とは違います。
経営者の「思い」です。　　　一度考えてみてはいかがでしょうか？


ちなみに我が事務所の経営理念は、
経営者から「こんな会社を作りたい」
従業員から「この会社で働くことができてよかった」
といっていただけるような理想の会社作りを支援すること。　
です。

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