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行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ

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起業の敷居が高いという誤解

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

「DCプランナー」という公的資格があります。非常にマイナーであり、受験者も限られた金融業界の人や保険業界の人が中心です。内容は、年金全般と確定拠出年金関連、そしてファイナンス関連。
合格率は4割前後。昨日、お陰さまで合格することができましたが、社会保険労務士の受験者も多く、社労士受験者の9割近くは合格しています。そういう意味では、おちる訳にはいかなかったのでホット一息です。

ところで、最近感じることの一つに、日本は「起業する人にとって敷居がたかく感じる国だ」ということです。たとえば、米国やユーロ圏と比較すると圧倒的にベンチャーキャピタルの規模も小さいと言えます。
なんでこんなに起業家率が少ないのでしょうか?

思うに、ベンチャーや起業に関する政府の施策関連の情報が少ないのもその原因の一つです。
また、世間にでまわっている起業本や成功本は、まさに大企業の社長の成功ストーリーが中心であり、それらが少ない情報のなかで、突出して「起業やベンチャーへの意識の敷居を高くしている」と言えます。

起業家にすれば、楽天の三木谷社長やソフトバンク孫社長などはあこがれの存在であることは間違いありません。一方で、大半のサラーリマンにとっては、彼らは雲の上の存在であり、彼らのサクセスストーリーが「ベンチャー=リスクのある挑戦=失敗か成功かの賭け」という固定概念を定着させてしまっています。
この辺りが、あいまいさを美徳とする日本国民には、「オンオフの判断を余儀なくさせられている思考」を生じさせているのかもしれません。

一方で、日本の会社法やファイナンス理論、税や社会保険制度の難解な書籍や情報が出回り、さらに起業への困難さをあおっています。

我々、士業にとっては、起業家の意識の芽生える初期段階において、「如何に起業が簡単なことなのか」、「敷居が低いのか」、「リスクがそれほど高くないのか」「サラリーマン副業も可能である」などの意識改革をする社会的責任も背負っているともいえます。専門用語を並びたて、財務理論を話せば、難しく伝えるのは簡単です。いかにシンプルに、如何に身近に起業できるよう支援するかが我々の課題です。

そんな敷居の低い起業に興味のある人向け「2時間でわかる起業セミナー」はこちらまで


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