行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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不活性社員とは
台風接近中ということもあり、朝から大雨です。
戸締り含めて注意しておきましょう。
昨日 某研修があり、面白い表現があったのでご紹介しておきます。
人事制度や雇用問題に携わる我々社会保険労務士は、経営者や人事部からさまざまな社員の相談をうけます。もちろん一番厄介なのが、問題社員対策です。
ただ、問題社員という言葉には、以前から少し抵抗がありました。
それは、言葉そのものが多かれ少なかれ個人の人格に踏み込んでいるように聞こえるからです。
そんな、問題社員対応研修の一環で、講師がこんな言葉を使われていたのです。
「不活性社員」
なるほど・・・・・。
問題社員は、解雇前提で対応するのに対して、不活性社員は、活性化させることを第一に考えます。
つまり、不活性社員は、活性化する可能性を秘めた表現なのです。
配置転換、モチベーション向上、意識改革・・・・。
方法がとても前向きです。
それでも、会社としてどうしても解雇が必要になった際の防御策:「客観的合理的な理由」の前提にもなります。
どうです?
なかなか言い得て妙ですよね。
キャッチフレーズやコピーの訓練をしていた矢先でしたので、とても表現の新鮮さを感じました。
言葉というのは、内容は同じでも、言い方一つで受け手側の感じ方も変わるものですね。
ちなみに、昨日の「レトロ社員」という表現は、私が考えた言葉ではないので、くれぐれも誤解のないように・・・(笑)
不活性社員改造計画よりは、レトロ社員改造計画の方が、ストレートで、マスコミ的表現ですものね。さすが東スポさんのキャッチコピーのプロの方が考えた言葉です。
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