アウトソースの意識

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

起業したての経営者には2通りの人がいます。
スロースターターの人は、自由時間が増えて時間的幸福を感じている人。
あるいは、自由時間をとるために起業したにも関わらず、いきなりトップギアに入り、急がしすぎて「こんなはずじゃないのに・・・」と笑顔で文句を言っている人。

後者の人は、文句を言っていますが、顔はほころんでいます。

経理、人事、総務、法務、マーケティング、契約、経営・・・・。

初めのうちは、すべて1人でやることになる。
自由な時間なんてあるわけがない。

そして、売上が上がってくると、あるタイミングで専門家にアウトソースした方が効率的であることに気づく。
ただ、そのタイムングを逸するといつまでも忙しい経営者のままでいる。

本来経営者は、時間的余裕を持って全体を上からみる立場であるべき。
そして、非定型業務だけに時間を費やすべきである。

そして、アウトソースを考えている経営者から声をかけていただくと、みな、定型業務に時間を使う無駄を意識していることが分かる。
この意識があるかどうかが、経営者が初めに出会う岐路になっているのかもしれない。

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