行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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カラスは怖い?
これでもか!というほど真っ黒で、しかも黒光りしている。そして口ばしがとがっている。
けしてイメージのいい鳥ではない。怖そうな鳥である。
昔見たオーメンのオカルト映画で、カラスに襲われる描写があったが、カラスの大群をみるとよく思い出す。
ただ、カラスは 環境にいい。昼間 海辺とかでリンなどの有機物のゴミをとってきて、夕方になると森林や林に集まってくる。海の栄養物を内陸に運んでいるという循環の役割をしている。
栄養物のなかでリンは、最終的には、比較的重いので海の底に沈殿物として沈んでしまうのだが、海面にあがってくることがある。(海水から水が湧き上がるタイミングであがるが、これをアップウエリングというらしいが・・・。)
そんな、漁場は 栄養分が多いため良い漁場とされているが、カラスは、そんな栄養物を海から陸に戻している。
陸上生態系では、そんなこんなで栄養物の量が一定に保たれている。
また、東京湾などは、有機物のゴミが廃棄されれ汚染が進み、富栄養物化で赤潮だらけになってしまうのをカラスなどが防いでいる。
どんな生物も 生態系の循環という意味ではなくてはならないものである。
そう考えると 嫌いな生き物も 少しは やわらいだ気持ででみることができる。
でも、やっぱりカラスは怖い。
オーメンの映画のせいかもしれないが・・・・。
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