外貨預金と株の行列

昼間、銀行に行くと最近、外貨預金の窓口に大行列ができている。ATMでもそうである。
円高のあおりを受けて、外貨預金で為替差益を得るために、為替レートが低い（円高の）ときにスタートして、その後為替レートが上がった（円安に進んだ）ときに外貨を売って解約する。つまり外貨預金では、為替相場が上昇している（＝円安に進んでいる）ときに為替差益を得るチャンスがあるといえる。
株も同様である。株安のために、初心者がネット株のために口座を開設する人が急増しているそうだ。
どちらもシンプルな民衆のの動きといえるが、あまりにも短絡的に思える。
株なんていうものは、そこそこ知識のないものが手を出して儲けることができるほど甘くはない。
一度利益を得ると、その快感に歯止めがかからずに、次から次と手を出し、結局損をする。それが素人の失敗の典型。
それを見極めるだけの知識と、経験による歯止めの精神力があってはじめてもうけることができる。
是非、素人さんは注意したほうがいい。

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