時代背景

あれほど土俵の外で世間を騒がしていたにも関わらず、いざ引退が決まると急にさびしくなるのはなぜでしょうか？それは、土俵の外以上に土俵の中で盛り上げてくれたからでしょう。マスコミや関係者からのバッシングは相当のものがあったかと思います。

近年はとくに、時代を作る異端児は本業以外で目立つことがよくあります。
野球界の新庄やサッカー界の中田英寿。ファッションで本業以上にファンを増やしました。
そして若くして引退。
柔道の石井もあの若さで本業を変えてしまい、話題をさらいました。

終身雇用の時代から転職が当たり前の時代に変わってきた今の時代背景が、スポーツ界にも来ていることなのでしょう。けして能力が高いとか低いとかいう考え方ではなく、いろいろなことにチャレンジしてみたいという素直な気持ちなのかもしれません。

今回の朝青龍の引退劇は、自らの意思というわけではないようですが、振り返るに、時代を作ってきた異端児であることは間違いありません。まだ29歳の若さです。
これからの第2第3第4の人生でぜひとも頑張ってもらいたいと思います。





そしてなによりも母国では英雄であり、次期モンゴル大統領の候補だとも言われています・・・・。

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