行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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世界のトヨタ
トヨタのプリウスのリコール問題が大きな波紋を呼んでいます。アメリカではじまり日本へも飛火してきました。そこに来てトヨタの対応の遅れがさらに火に油をそそいだ感じになlってしまいましたね。
豊田社長が昨年就任した際に自らコメントした大企業病の懸念がここにきて出てしまいました。
品質管理のトップが「顧客と感覚と設計の動作とにずれがある」とのコメントを当初出していたのが、最終的にリコール問題に発展してきたわけですが、大企業病の一つに、マスコミ発表時に、技術者をコメントの中心に添えてしまうはがいかがなものか?という点にあります。
カスタマーとの要求のずれがここにもあります。
技術者はミスを認めたくありません。当然です。トヨタの信頼にかかわることですから。ただ、世間はミスを認めることを求めているのではなく、お詫びと迅速な対応を求めているのです。その判断を誤ると今回のような事態に発展してしまうのです。顧客の求めることと企業の言いたいことのずれ。
日本が「世界に誇るトップ企業」の「トップ企業たる堂々とした対応」を、日本人としては、豊田の底力として期待したいと思います。
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