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行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ

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一方的なコミュニケーション

大企業と中小企業。従業員数、売上などで一応形式的に分かれていますが、一番違いを感じるのがITの普及率です。大企業は従業員や顧客とのコミュニケーション量が多いせいかメールでのやり取りが常識になっています。極端な話でいうと、直接電話をするのが失礼と思えるくらいの風潮すらあります。
一方中小企業ではメールなどのインフラが整っていないケースもたくさんあります。そういう意味では電話やFAXが今でも主なコミュニケーションツールです。
同様に、大企業は社内の情報連絡はメールやWEBによる提供ですが、中小企業は紙での連絡です。
どちらがいいというわけではありません。
メールやWEBでの連絡は、一方通行になりがちで本当にその情報が相手方に伝えられているのかが不明です。また、言いにくいことをメールで済ませてしまう傾向があります。
その点では口頭や紙での伝達は確実に行われます。
一方紙の場合は、大量な書類のゴミが発生します。

外から見るとIT化というのが進化していているように見えますが、人間の持つコミュニケーション能力の欠如や逃避化が加速して、人との付き合い方が下手になってきているように思います。

「昨日メールしたじゃないの。見てないの?」
「WEBにのってるじゃないの。見てないのですか?」

本来、こんな一方的な理屈は、コミュニケーションをとったという理由にはならないと思いますが、大企業では当たり前のように行われており、それがまかり通っているのが不思議でなりません。
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