期待値に見る選択行動

昨日は高橋大輔選手のニュース一色でしたね。銅メダルおめでとうございます。
２３歳の若さで、人に感動を与えられるというのはとても素晴らしいことであり、そして、うらやましい限りですね。安全策をとらずに４回転にチャレンジするところが魅力を倍増させているのかもしれません。

以前もブログで書きましたが、経済学的に言うと期待値の低いものにあえてチャレンジする人を危険愛好的な人といいます。金メダルを獲得した選手は４回転にチャレンジせず、一方で銀メダルの人はチャレンジしました。
そして銅メダルの高橋選手もチャレンジしました。
結果は期待値理論に従った人の金メダル。
今回、とても興味深かったのは対照的な３選手の考え方でした。
理論からはじき出される期待値と実際にとるの行動との葛藤。
そして、期待値理論を選択した人と、しなかった人から得られる感動。
勝利をとるか感動をとるか。

それがあるから人生面白いのかもしれません。

タグ：期待値 高橋大輔 経済学 危険愛好的な人 感動 金メダル