行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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できる!社員を残す
朝から雨です。そろそろ来月にかけて梅雨入りになるのかもしれませんが、雨になると売利上げを伸ばす商品というものもあります。価格以外で売り上げに与える要因を「コーザルデータ」と呼びますが、まさに気候要因と売り上げの関係を分析して販売促進をすることを、「ウエザー・マーチャンダイジング」といいます。マーケティングを採用している小売店では雨の日には商品配列が変わります。良く見てみると面白いですよ。
ところで、こんな記事が出ていました。
「担当分けがきっちりしていない職場では、気の利いた若手社員にあらゆる仕事が殺到してしまう。頼む側は直接の部下ではないという意識があるから、長期的な見地から仕事をセーブしてやるといった配慮をしない。
そのため、一方ではヒマな社員はいつでもヒマだという別の問題も生じてしまう。多忙な上司は、アウトプットに期待できないダメ社員には最初から仕事を振ろうとしない。ヒマをもてあましたダメ社員は、チャレンジする機会を与えられないのでいつまでも実力がつかず、さらに落ちこぼれていくのである。」
自分ばかりに仕事を頼まれると嘆く社員。一方、仕事がなくて暇を持て余しているが、実は仕事がふられていないことに気が付いていない社員。
新入社員でも半年から1年たつと次第に顕著になります。第3者からみるとよくわかるはずです。
残念なことに、仕事をたくさんできる社員は、忙しさに不平不満がたまり会社を去ってしまい、一方では仕事ができないダメ社員がいつまでも会社に居残ってしまう。
経営者やスタッフ部門(間接部門)がそのアンバランスを横から監視できる組織構造が、人材不足の中小企業には特に必要になってきています。
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