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行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ

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会社設立の4つの質問

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

今日はクリスマスイブですね。だからと言って、特に「ときめき」もありませんが・・・。

会社設立の業務において、一番多い質問が次の4つかもしれません。

「個人事業と法人とではどちらがいいですか?」 「資本金は どのくらい必要ですか?」 「青色申告ってなんですか?」 「経理の知識は必要ですか?」
「個人事業と法人とではどちらがいいですか?」と「資本金は どのくらい必要ですか?」に関しては、以前にブログでご紹介させていただいたのでここでは割愛いたします。
では、
青色申告ってなんですか?
経理の知識は必要ですか?」に関してですが、
法人の場合は、一番大きな違いは、青白申告は7年間にわたり赤字欠損を繰り越しできるという点です。
たとえば、 
初年度:収益ー費用=100万円の赤字だったとします。 つまり利益がないから、税金ははかかりません。
2年目: ビジネスが軌道に乗り、 収益ー費用=50万円の黒字 になったとします。
本来この50万円の黒字に、税金がかかるのですが、初年度の100万円分の赤字のうち50万円の赤字を繰り越して この年の黒字がなかったことできます。
つまり、初年度の赤字を2年目に繰り越せるのです。すると利益がないので、この年も税金がかかりません。
同様に3年目も黒字の場合は、さらに初年度の残りの赤字の50万円分を繰り越して、同じように3年目の黒字からマイナスして、その差額に税金をかけるという計算をすることができるんです。
これが7年間できます。 
非常に大きな魅力ですよね。
ただ、この青色申告をするには、当然 会計を複式簿記で記帳して、損益計算書や貸借対照表なども併せて提出しなければいけません。 一方、白色は 欠損金の繰り越しができない分、申告は青色よりも楽です。
つまり、ここで経理や簿記の知識が絡んで来るのです。その場合には、税理士さんに決算の支援をお願いしてしまうのも一つの手ですね。


  
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