行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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ブラック社員
最近ではブラック企業ということばが流行り、さらには労働基準監督署の調査も行われ、過重労働の会社があぶり出されてきています。
ある意味で、働きやすい労働環境を日本の企業文化に根付かせるための転換期にきたのかもしれません。
その一方で、マスコミには取り上げられない中小企業で慢性化している問題。
それは「ブラック社員」対策です。
就業時間後に会社に居残って残業代を稼ごうとしている人。
「出来ない」「無理」という言葉で自分を防御してして新しいことを一切しない人。
労基法を武器に、社長にたてつく人。
あげればきりがないのですが、企業に忠誠をつくす大企業社員にはない風潮が、中小企業にはあたりまえのように蔓延しているのです。
そして、その対策に中小企業の社長は頭を悩ませ多大な時間を浪費しているのです。
そして、われわれ社労士に悩みをうち明けてくるのです。
残念ながら 日本の法律は弱者を守る法律ばかりで、経営者を守るものは何もない。
労働基準法、労働契約法、労働者派遣法・・・・・。
すべて 弱者保護法。
中小企業の社長はみな疲弊している。
マスコミはある意味で大企業の方が多いせいか、この現実を知らない。
日本の企業の99.9%は中小企業です。
少し、このあたりにも目を向けてもいいのではないでしょうか?
まじめにがんばっている中小企業の社長さんが報われないのです。
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