行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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人間DCF法
2つの選択肢があります。現時点で10万円もらえるという選択肢と、1年後に10万5千円もらえうという選択肢。(金利は10%だとする。)
もちろん阻害要因は考えずに 1年後に確実にもらえると考えた場合です。
当然時間軸が違うので、時間軸をあわせて考えると、今の10万円は1年後に11万の価値があるから、比較して今の10万円を選択します。
見方を変えて、時間軸を1年後に合わせないで、今の時間軸に合わせてみる。
つまり1年後の10万5千円は、現在の価値にすると、95454円になる。
(このことを割引くといい、考え方をDCF法といいます)
つまり今の10万円のほうが現在価値が高いということになります。
企業の価値を考える際も、同じ理論で企業の現在価値を計算します。
そこで、自分自身に現在価値を当てはめてみるとどうなるのでしょうか?
10年後20年後の価値を現在に割引いてみると・・・・・。
10年後にこうなっていたいとぼんやり考えるよりも、10年後にこうなっているには、現在こうあるべきだと考えるほうが決断が早くなり問題先送りが減ります。
まさに人間DCF法ですね。
この考え方を取り入れると行動が早くなります。
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