行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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大企業や大国との付き合い方
今日でアラフォーからアラフィーになってしまいました。(アルフィーではありません。)
誕生日がここまで重く感じるのも久しぶりです。いよいよ後半戦という感じでしょうか。後半型?ということで心新たに頑張っていきたいと思います。
ところで、今中国の一部の富裕層の間で日本の土地や建物への投資が流行っているのだそうです。そもそも中国の土地というのは国の所有になっているために所有権を永久的に獲得するという発想がありません。一方日本の土地はご存知のように永久的に所有できます。ここに目を付けた富裕層が、あまったお金を日本に流し始めています。日本にとってプラスなのかマイナスなのかはいろいろな側面でとらえ方がかわりますが・・・。
中国の経済成長が10.2%といまだに2ケタ成長を続けています。バブルを懸念して政府も規制をかけ始めているようですが、いまでは国際的に考えると、小国ギリシャの影響が全世界に影響を与えるように、中国の成長をよこで見ているだけでは危険を伴います。バブル経済の波に便乗することも一部では必要ですが、日本の人口の10倍の国相手にするにはそれなりに覚悟が必要です。
中小企業が大企業と付き合うことは資金の安定の面では必要です。ただ、要求もそれなりにキビしいです。人的なリソースの要求や品質に関する要求は中小企業の想像を超える要求を「平気で」して来るのが大企業です。もちろん自社ブランドの安定に努めるのが大企業ですから当然と言えば当然です。
日本と中国の関係も中小企業と大企業の関係に似ているとことがあります。あまりに入り込みすぎるとリスクが増えるばかりです。そういう意味では、大企業との付き合い方やバランス感覚は、成長を続けている中小企業の経営者のほうが秀でていると言えるかもしれませんね。
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