SSブログ

行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ

                                                               <                                        

昔の理論と現代とのギャップ

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

8月から東京マラソンの申し込みが始まりました。昨年はうっかり申し込み忘れという情けない事態に陥ってしまいましたので、今年は注意していました。すでに定員オーバーで抽選の実施が確実になりました。
ほとんどお祭り同然ですね。 走っている者からすると、お祭りどころではないのですが・・・・。

ところで、「ラチェット効果」という言葉をご存知ですか?
これは、いままで高い報酬を得て高い消費をしていたものが、所得が減った場合に、急に消費を減らすことができないことを言います。
一方で、消費というものは、同じ社会的階層に属する家計の消費に依存するという考え方もあります。

このように、消費の概念には、いつくかの行動原理があります。

「政府のばらまき」ということが騒がれていますが、消費を促進するのは、普段から消費をしている人です。一方、普段から節約している人は、急な所得を得ても消費を控え、貯蓄に回る傾向が高いのです。

そう考えると、経済を活性化するための政府の支出は、普段から消費するだけの人に支出すればいいのではないかという変な理屈ができてしまいます。

いまでは、経済学の乗数効果も絵に描いた餅のような理論になりつつもあります。(全否定する訳ではありません)
さまざまな要因が絡み合っている現代では、もっといろんなアイデアが出てきてもいいのではないでしょうか?

国会の答弁を聞いていると、なんとなく一昔前の理論や考え方を強引に継承し続けているような気がしてなりません。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

  行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ