従業員を雇う時。

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

お盆が終わり今日から出社の方も多いのではないでしょうか？最近は、7月から9月の間なら自由にとれる夏期休暇をという制度を採用してる会社もおおいようですが、結局のところ取引先に合わせて休暇をとる方が多いようですね。そう考えると政府の考える休暇分散案も効果が薄れてしまうかもしれません。

ところで、こんな助成金をご存知ですか？従業員を採用する時にはぜひとも検討したい助成金制度です。
「中小企業基盤人材確保補助金」

基盤人材1人につき140万円（5人まで）
基盤人材と合わせて雇い入れた一般労働者1人につき30万円（基盤人材と同数まで）
手続きとしては、創業あるいは異業種進出をしてから6カ月以内に雇用管理に関する改善計画を作成し都道府県知事に提出。
そして、労働者を雇い入れる前に、雇用能力開発機構に申請書を提出することになります。

注意点は、「労働者を雇い入れる前に」という点です。

では、基盤人材とはどんな人材でしょうか？

　(1)事務的・技術的な業務の企画・立案、指導を行うことができる専門的な知識や技術を有する者
(2)部下を指揮・監督する業務に従事する係長相当職以上の者

非常に抽象的ですが、その会社の基盤を支える人材という意味です。

人を雇う時は、検討に値するいい制度だと思います。
助成金ですから、当然、返済不要です。

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