行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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中間管理職
東京は朝から雨です。
めっきり寒くなりましたね。あの暑かった夏が懐かしいです。
ところで、昨日、産業能率大学が、従業員規模100人以上の上場企業に勤め、部下が1人以上いる「課長」を対象に、昇任前の経験や、悩み、上司の支援など現在の状況、今後のキャリアなどを尋ねた調査を実施し、その結果を発表しました。
その結果として、課長と呼ばれている人の99%は、プレイングマネージャであることがわかりました。
プレイングマネージャとは、管理のみならず自ら実務業務をも兼務する管理職です。
たとえば、営業でいえば、課のノルマ以外に自ら自分のノルマも持つという解釈でもいいかもしれませんね。
さらに、相談する相手がいるか?という質問に対して、2人に1人が「いない」という回答だったようです。
まさに、この辺りが、中間管理職におけるメンタルヘルス症候群の原因なのかもしれません。
休日にリフレュシュすることも出来ない中間管理職の過度の業務量や精神的プレッシャは、改善しなければいけない社会的問題ではありますが、資本主義経済の国では、悲しいことに企業内ではなくならないポジションの国なのかもしれません。
ただ、この手の問題を「経営者」が認識しているかどうかで、かなりの部分を課長のモチベーションへと転換することができます。
特に、中小企業のオーナー社長は、中間管理職を経験したことがない人が多いので、この手の問題にうといのも事実なのです。
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