手段の目的化

おはようございます。行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関です。

早朝ジョギングをしてきました。練馬の光が丘公園では、梅の花も咲きかけていて、春も近いようです。
気持ちいい朝でした。
ついでに、ラジオ体操もしてきたので、体もほぐれていい感じです。

いろいろな交流会に参加するといろいろな懇親会や交流会のお誘いを受けるようになります。
とてもうれしいことですが、気がつくと参加することが目的になってしまっているので注意が必要です。
そのためには、時々、自問自答してみることです。

「手段の目的化」という言葉があります。
本来の目的を忘れて、その手段を目的と勘違いしてしまうことを言います。
なぜなら、　「目的の遂行」よりも「手段の遂行」のほうが楽だからです。

たとえば、セミナーの企画。
中身の充実に時間をかけるよりも、会場の準備や段取りに時間をかけ過ぎてしまうこと。
そのほうが楽しくて、しかもやった気になります。

ただ、どちらに本来時間をかけるべきなのか？

交流会に参加するのが目的なのか、交流会で知り合った人にビジネスを提案するのが目的なのか？
ワイワイ騒いでいるほうが楽です。
具体的な提案は、それなりに頭を使います。
楽で気持ちいいほうに人の関心が傾きます。

そこに気がつかないと、自己啓発症候群になってしまうのです。

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