行政書士・社会保険労務士の創業支援コンサルタント伊関のブログ
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コロナ禍での政府の視点
いまだコロナの影響は続いています。
今度は正月の休暇をどうするのかという議論が出始めています。
ここで、コロナの影響で企業の業績はどうなっているかという点を大別してみると・・・。
①コロナの影響で会社の売り上げが減って、給料も減った。
②コロナの影響で会社の売り上げが減ったが、給料は変わらない。
③コロナの影響で会社の売り上げが上がったので、給料も上がった。
④コロナの影響で会社の売り上げが上がったが、給料は変わらない。
⑤コロナの影響をほとんど受けていない。
飲食業、イベント業、観光業の多くの中小企業の経営者や従業員は①で、現在GO TOなんかで対策中かと思います。
また、通販やゲーム業界など在宅向け業種の企業は、③④が多いかと思います。
①③④はイメージしやすいと思います。
では、②ってどこ?
簡単に言えば、上場企業や大企業の社員がそれにあたるかと思います。
正直、あまり危機感を感じていないし、会社の売上に目がいってない。
大企業の社員って、会社の損益計算書なんて、月次や半期でいちいち見ないですからね。
その一方で、中小企業の社員は 売上の上下は肌で感じるのですぐわかるんです。
で、何が言いたいかというと、休暇を増やすとか増やさないとか、さらなる給付をふやすとか増やさないとか、そいう議論をするときに政府のもっているイメージは、②の社員なんです。
表面的には、中小企業を救おうって言ってるけど、実際、政府の対面って、経団連ですからね。
②のような人達のいる経営者の意見を聞いたり意見を言ったりしても肌感覚が合わないんですよ。
正月の休暇を増やしても 休みが増えるとしか思わない大企業の社員や経営者にはわからない。
それは、
休暇や休日を増やす=売り上げが減る
これは中小企業では当たり前の話。
この辺がみえてないんだよなぁ・・・。
給付金を貯金に回している人が多いって、こんなの②の社員だけじゃないの。
やっぱり、お神はお神的思考なんだなって思いますよね。
日本だいじょぶか?
このままで。
そんな気がしてきます。
まずは、自分、がんばれ。